ブロードバンドネットワーク活用によるカメラ制御、スイッチング映像のリアルタイム配信を可能とする「リアルタイム映像制作ツール」の開発を行います。「いかにライブ映像のクオリティを維持しながら、制作コストを下げることができるか」が技術開発のポイントとなります。当初は沖縄発ライブコンテンツ制作・供給事業、高品位映像素材を生かした大型映像イベントなどを東京の関連企業と事業提携し実施します。



■ 開発内容
リアルタイム映像制作ツールである「マテリアルセレクタ」は、同時に8台までのリモートカメラ制御を行います。また、外部スイッチャと連携して8リソースのスイッチングをリモート制御できるので、カメラ制御とスイッチャ制御を一体化して、自動制御も可能です。自動制御とは、シナリオ編集機能により、あらかじめカメラアングルを決定しながら映像の収録幅やエフェクトを登録すれば、複数のカメラを自動制御し自動収録を可能とします。
マテリアルセレクタ動作中 マテリアルセレクタ左画面 マテリアルセレクタ右画面

スタジオ(沖縄映像センター内)


■ 実証実験
2月8日(日)沖縄海洋博公園からのエイサー中継では、会場に2台のハンディカメラと5台のWeb制御カメラを配備し、80km離れた2地点(会場〜那覇スタジオ)間を7本のカメラ映像すべてをMPEG2(MP@ML:6Mbps)データとしてパラレルに伝送し、スタジオ内でリアルタイムスイッチングを行いました。会場への戻り映像(MPEG2/6Mbps)と視聴会場(沖縄電力ビル内100インチプロジェクタ)への配信、さらには、WindowsMediaVideoによる約500kbpsのインターネットライブも実現しました。
実証システム構成 実証実験イメージ

カメラ設置場所(ハンディ2台は自由配置)

■ 活用分野
映像収録施設をもたない中小ホールや野外ライブ会場、さらには市町村の議会場、企業の会議室や研修施設も含めて、「記録すべき映像」を提供できる場に、「ネットワーク制御可能なライブカメラ」を複数台設置し、TV映像並の映像配信帯域を有するブロードバンドネットワーク(30Mbps以上:各地の地域イントラネットが有用)を利用して複数の映像をそのまま伝送できれば、「マテリアルセレクタ」を有する制作企業が、プロフェッショナルな映像編集をリモート制御により実現できます。
高価な中継車の必要もなく撮影場所までの移動距離・時間の制約を開放できれば、経験のある編集者を有しさまざまな編集機器を活用できる制作企業はどこに存在していてもよいわけです。

■ 事業化への展望
沖縄県内の主要なホール・会場へのライブカメラ・映像伝送装置を設置(仮設も含む)し、いつでもどこでも必要な映像をリアルタイムで収集できるように整備をすすめます。
特に、「現在」を伝えるライブ映像は、人的ネットワークとしてのコミュニケーションの手段としても重要であり、「映像」を活用して地域産業(観光や特産品、音楽振興)などに間接的でありながら多大な貢献をすることを期待しています。




■ 事業
会社名 株式会社沖縄映像センター
部署名 企画部
担当者氏名 屋我 匡
E-MAIL yaga@ovic.co.jp
TEL 098-868-4779
FAX 098-861-6678
住所 〒900-0036 那覇市西1丁目4番8号 ラジオ沖縄ビル5階
ホームページアドレス http://www.ovic.co.jp

■ 技術
会社名 松下電器産業株式会社
部署名 ブロードメディア本部
担当者氏名 信江 守
E-MAIL nobue.mamoru@jp.panasonic.com
TEL メールにてご連絡下さい
FAX 同 上
住所 〒224-8539 横浜市都筑区佐江戸町 600番地 N2棟2F
ホームページアドレス http://panasonic.biz/