羊が起きるとき
助川 勇太
たとえモナリザの実物を見たことがなくても、いろいろな情報によって見た事があるという錯覚をもってしまうことがあります。大人はこうして、今までの経験や常識から疑問に対する興味を喪失してしまいます。それに対し、子供は何事にも興味を持ち、貪欲に疑問を生み出し続け、たまに大人を困らせます。夜の次に朝がくることは、常識的な大人にとっては当たり前の話ですが、子供たちにとってはそれさえも大きな謎なのです。この話は、そういった謎を確かめたくて行動を起こしたある少女の話です。少女の旺盛な好奇心に対して、大人が考える常識通りの朝は来ませんでした。少女のみが「真実の朝」を見つけることが出来たのです。あるときには規則を破り、未知の領域に飛び込むことで、世の中はガラリと変わる可能性を秘めています。そんな、子供達が持っている「未知な物に対する好奇心と冒険心」への賛歌として制作しました
【close】
Copyright © 2006 Digital Content Asociation of Japan, All rights reserved.