放送と通信、映画、音楽、ゲーム、図書・雑誌などは、これまでそれぞれ独立したメディアコンテンツ分野として扱われてきたため、これらを横断して市場や単価を比較したデータは少ないのが現状です。しかし、多メディアにコンテンツを流通するビジネスモデルを構築するためには不可欠なものですので、次のような表をまとめてみました。
| 分 野 |
メディア市場規模・売上 |
コンテンツ価値の評価と課題 |
| 市場特性 |
売上(億円) |
コンテンツ対価負担 |
コンテンツ対価(円) |
コンテンツ流通の課題 |
| 放送 |
テレビ普及
ほぼ全世帯 4742万
ヒット視聴率 30% |
NHK 6558
地上波TV-R 2兆3419
CATV、CS・BS 4146 |
NHKは加入者負担
地上波はスポンサー負担
CATV、CS・BSは加入者負担 |
NHK月額 約4,000円
地上波無料
CATV、CS・BS約 4,000円 |
価値指標が視聴率のみ、ビジネスモデルが不透明 |
PR映像
CM |
展博映像、施設用映像、企業PR映像、CMなど |
PR映像 2413
CM 2013 |
スポンサー負担 |
CM年間 6,800本、
1本平均 1700万円
PR映像年間 6,000本
1本平均 4,000万円 |
制作費対スポンサー企業満足の評価システムがない |
| インターネット |
加入者(世帯数35%) 4700万
人気HPアクセス
100万以上/日 |
オンラインショッピング 3360
接続サービス 3000 |
通信料・サービス料
ユーザー負担 |
使用量毎課金 |
価値指標不在、
ビジネスモデルが未成熟 |
| モバイル |
データ通信加入者 1500万 |
情報サービス (200) |
〃 |
〃 |
〃 |
| パッケージ |
ビデオ普及率 3700万
80% 800万
ヒットタイトル 5000万
PC普及
(企業・家庭)
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ビデオ 1528
DVD 1047
PCソフト 863 |
1本ごと購入者負担 |
1本ごと定価制
(再販制とレンタル) |
再販制による定価づけ、レンタルとの混在が問題、今後ネットワーク流通が主流に |
| ゲーム |
ゲーム機普及
(PS1・2、N64) 2763万
ヒットソフト 100万
|
ソフト売上 4300
アーケード売上 6195
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1本ごと購入者負担 |
1本ごと定価制
2,000〜4,000円
(レンタル・中古制限) |
〃 |
| 音楽 |
ほぼ全世帯 4742万
ヒットシングル 200万 |
ソフト売上 5398
カラオケ売上 1兆113
(うちカラオケボックス 5657)
|
1本ごと購入者負担 |
ほぼどのシングル、アルバムも同一定価、シングル700円、アルバム2,800円 |
どのソフトも概ね同一料金、再販制による定価づけ、レンタルとの混在が問題、今後ネットワーク流通が主流に |
| 映画 |
スクリーン数 2524
年間動員 1臆3539
ヒット映画 1200万 |
興行収入 1709
(うち邦画 543) |
入場料制で鑑賞者の負担 |
ほぼどの映画も同一料金約1,300円 |
どの映画も概ね同一料金が問題、映画館での入場者数のカウントが不正確 |
| 図書・雑誌 |
少年サンデー 158万
ヒット出版 200万
|
雑誌売上 1兆4260
(うち広告 4369)
図書売上 9076 |
1部ごと購入者負担、
広告はスポンサー負担 |
1部ごと定価制
(再販制) |
再販制による定価づけが問題 |
| 新聞 |
トップシェア 1000万 |
全売上 2兆4688
(うち広告 8448) |
宅配月決め契約ユーザー負担、
広告はスポンサー負担 |
1部100円、月決め契約約4,500円 |
ネット上の新聞との役割分担が問題 |
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合計 11兆9660 |
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(1999年推計) |