ベンチャー応援団


福冨忠和
(ふくとみ ただかず)

マルチメディアプロデューサー
e-mail:vwyz@jca.apc.org, vwyz@twics.com

<経歴>
出版者勤務を経て、デジタルメディア全般の制作・研究・執筆を行う。著書に『インターフェースの大冒険』(アスキー)、『メディア学の現在』(共著・世界思想社)、『IT2001 なにが問題か』(共著・岩波書店)ほか。デジタルコンテンツグランプリ委員。大学講師、NGO団体顧問もつとめる。
   
 発明家トーマス・エジソンは映画の仕組みだけでなく、映画作品も作った(エジソン映画と呼ばれている)。しかし映画が娯楽産業として成立するのは、エジソン本人の作品ではなく、映画クリエイターと呼べるような人たちが娯楽作品の技法を確立してからのことだった。その間には、この新しい映像技術を表現者のものとするための、技術・表現両面からの長い切磋琢磨と格闘が必要だった。出版物に作家や編集者が不可欠なように、テレビ放送に放送作家やタレントが必要なように、デジタルメディアが産業として成立するためには、コンテンツクリエイターの存在、そして彼等のビジネス上の成功がなにより不可欠なのだ。
  急速なデジタル技術、ITの進展を踏まえ、コンテンツ制作のメソッドやビジネスをスタイルを毎日バージョンアップさせながら、これまでにない新しいコンテンツの可能性を未来に指し示してくれる存在が、いままさに待たれていると思う。
 
illustration: Rika Katagiri


<<戻る

(c)Digital Content Association of Japan