コンテンツ開発技術論文-8
電子メディアならではの動的形態デザインによるビジュアル・コンテンツ
(株)プロペラ・アート・ワークス 木村真樹、佐藤琢也
(財)国際メディア研究財団 古堅真彦、大野一生
Web、モバイル機器、携帯電話などの電子メディアに身近に接する機会が増え、これらのビジュアル・コンテンツとしては、インターネットで受信されるリアルタイムに変化する情報を小さなデータ容量で表現する、幅広い嗜好を持つユーザに対して訴求力のある視覚表現を提供することなどが求められてきているが、フレームアニメーションや映像など従来技術の転用の技術基盤の上では、表現の豊かさと制作労力やデータ容量とのトレードオフが常に課題となっている。その中でコンピュータ特有の計算機能を活かし随時外部情報を取り込んで生成される、インタラクティブで時間に敏感な動的形態表現の作成表示技術の研究が進み、比較的簡便な制作ツールが開発された。このツール上では、グラフィックデザイナーが、イラストなどの静的視覚要素に、時間次元と外部刺激に対する反応を付加して動的形態をデザインすることが可能となる。本コンテンツでは、この技術を用いてWebページ上で閲覧利用するための動的形態を系統的に開発し、電子メディアにおける新しいビジュアル・デザインの可能性を追求した。 |