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DCAJ news No.124
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東京国際映画祭(上海国際映画祭内イベント)報告 東京国際映画祭 in 上海
1.東京映画祭開幕式・歓迎パーティー
東京映画祭ポスター
 
東京映画祭開幕式
 
東京映画祭開幕式
 
歓迎パーティー
 
歓迎パーティー

2006年6月19日、上海影城(Shanghai Film Art Center)第三放映庁(6F)において、上海国際映画祭のイベントとして、東京映画祭の開幕式が行われた。

東京映画祭は、上海電影集団公司/上海国際映画祭主催委員会/東京テアトル株式会社が主催し、日本貿易振興機構(JETRO)上海代表処や財団法人デジタルコンテンツ協会が後援している。
東京映画祭は6月19日〜25日まで開催され、上海影城(Shanghai Film Art Center)、永華電影城(Paradise Warner Cinema City)、柯達電影世界(Kodak Cinema World/Super Cinema World)において、「東京夜曲」「誰も知らない」「愛と死」「スウィングガールズ」「茶の味」「東京タワー」「千年の恋〜ひかる源氏物語」の7作品が上映された。

ゲストとして日本から、「愛と死」の主演女優の栗原小巻さん、「東京夜曲」の市川準監督、「誰も知らない」の是枝裕和監督が招かれ、中国国内のマスコミも多く来場した。
開幕にあたり、2名の主賓と上記3名のゲストから挨拶があった。
上海電影集団の汪曇天副社長は、「東京映画祭のコンセプトは『昔を振り返る作品』『国際映画祭の受賞作品』『日本の最新映画』で、そのコンセプトのもと上記7作品は選ばれた。」「映画は大国でも小国でもお互いの文化の架け橋となる重要な存在である」と語った。
東京テアトルの松下晴彦社長は、「東京テアトルは今年で60周年を迎える。」「アジアの国々と映画の紹介を通じて文化的な交流・国際貢献を行いたい。」「今回の映画祭はその第一歩であり、次回は日本で中国の映画を紹介する。」と語った。
ゲストの栗原小巻さんから「映画を通じてたくさんの友情が生まれた。その友情は過去から未来まで通じてゆくと信じている。」「中国と日本の間には海があるその海を『希望』『平和』『友好』という船で乗りこえたい。」、市川監督から「上海には東京が失いかけてたエネルギーにあふれていて、なつかしい気持ちになった。」、是枝監督から「映画祭でほかの国の観客の反応を見るととても刺激になる。」との挨拶がされた。
主賓・ゲストの挨拶後は、「愛と死」が上映された。会場はほぼ満員で、普段見ることのできない日本映画を満喫しているようであった。

なお「愛と死」の作品中は、一部バストトップが上映されるシーンがある。これについては中国における一般の映画館での上映はできないが、映画祭の招待作品であり、栗原小巻さんが招かれていることもあり特別に上映が許可されたとのことである。(実際、該当シーンでは観客から驚きの声が上がっていた。)
ただし別の作品で日中戦争のシーンがあるものについては、上映できないとの判断がされたとのことであり、中国での日本の映画上映については、色々とハードルが高いようである。

東京映画祭の開幕式の終了後、上海影城に隣接する上海銀星皇冠假日酒店において歓迎パーティーが開催された。パーティーには、開幕式のゲストの方も引き続き参加した。
主賓の挨拶後、後援者として、日本貿易振興機構上海代表処 副所長 高原正樹氏と、財団法人デジタルコンテンツ協会の田中常務理事より挨拶を行った。

歓迎パーティーには中国の映画関係者が多数参加した。パーティーでは、中国の民族音楽の演奏などが催された。演奏が佳境に入ると多くの参加者の目が惹きつけられ、終了後は惜しみの無い拍手が送られた。
会場内では、日中の映画関係者の懇談する姿が多数見受けられ、日中の映画化関係者の懇親の場となっていることが実感された。

なお、後日上映された、「誰も知らない」はカンヌの受賞作ということもあり、前売りが完売し補助椅子が出たそうである。また「東京タワー」もジャニーズ好きの女の子を集めたとのことである。東京映画祭は、中国において映画館でほとんど視ることのできない日本映画を見る貴重な機会を提供したといえる。


2.国際影視節目市場(INTERNATIONAL FILM AND TV MARKET)
よみうりテレビブース
 
SMG(上海メディアグループ)ブース

第12回上海電視節(Television Festival)」に併催された中国最大の映像関係見本市と言われている「国際影視節目市場」に参加した。

日本からの出展も多数あり、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、よみうりテレビなどのテレビ局が参加が目についた。米国からはワーナーブラザーズやディズニーといった会社も参加していた。
日本やアメリカは、ブースを単独に出展していたが、台湾、韓国、EUなどは、ブースを共同で展示していた。テレビ局などの大手であれば単独の出展は可能であるが、中小のコンテンツホルダーでは単独の出展は難しい。第10回では、JETROによる共同のブースがあったそうなので、そういった試みを復活してもらいたいものである。

今回の国際影視節目市場で最も目立ったブースは、SMG(上海メディアグループ)のものであった。SMGは、放送を中心として、ラジオ、新聞などを持つ上海で最も大きなメディアコングロマリットである。放送に関しては、地上波だけでなく、衛星、携帯、そしてIPといった様々なインフラを使用してのサービスを提供している。SMGは、2005年にIPTVのライセンスを取得し、China Telecomなどと提携し、全国規模でのIPTVの展開を目指している。また携帯電話上でのオーディオ・ビジュアルコンテンツの伝播についての許可も受けており、最近はIPTVと携帯電話に力を注いでいる。


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