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 当日の講演案内 ※クリックで拡大画像を表示
2月9日(金)、秋葉原UDXビルのアキバ3Dシアターにて、(株)新産業文化創出研究所のご後援を受け、「日本・韓国における3Dシネマ興行とその動向」のテーマで講演会を開催した。60名を上回る聴講者の参加を受け、大盛況を博した。
なお講演後に、「デジタルdeみんなのムービー」の説明会・上映機材体験会が開催された。
- 講演内容
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- シネマイクスピアリにおける3D上映の取組み(戸田良昭氏)
デジタル3D上映を一昨年暮れより3作品企画、上映された経験から、興行における秘話、関連技術の紹介、興行の成績も含めた多面的な視点で3D上映への取組みをご紹介いただいた。主な講演内容は、以下の通り。
- デジタル3D上映に至った経緯
最初の作品「チキンリトル」での興行がきっかけとなり、話題性、他館との差別化、2D上映の併設による投資効果の見通し等の理由で、上映を決断した。
- 3D上映に関するプロモーション
一昨年開始の「チキンリトル」で17週間、「ナイトメアー・ビフォアクリスマス」で昨年10-12月の8週間、最近上映中の「モンスター・ハウス」が今年1月からで、それぞれ独特のプロモーションを展開、”デジタル3Dの魅力−観る映画から体験する映画へ−”をスローガンに宣伝を行っている。フィルム(2D)との併設興行で、3Dが価格が高いにもかかわらず、ほぼ6割の方々からデジタル3Dを選択いただいた。
- 映像の飛び出し感
映画としての自然な奥行き感、長時間の視聴、オリジナル作品との調和の意味合いから、それほど極端ではない飛び出しが好評。身体的苦痛を訴えたお客様は、皆無。
- 今後の3Dへの期待
家庭でのDVD視聴では得られない3D体験を売り物に、何と言ってもコンテンツに期待するところが大きく、過去の名作のリメイク版に期待したい。3D上映館自体が増えることも、期待の一要素である。
- 韓国における3Dシネマ興行に関して(金 相賢氏)
3Dに関する日韓連携に力を注がれている活動の中で、韓国における3Dシネマの現状に関する現地調査結果に基づき、韓国制作の3Dアニメの上映も交えながら、韓国事情に関し多方面よりご紹介いただいた。主な講演内容は、以下の通り。
- 韓国でのシネマ産業
現状でも韓国の中心産業の一つ。特に1999年以降にブレイク、昨年の「グェムル」は韓国人4人に1人は観た結果が記録された。映画の種別では韓国映画が圧倒的(60%)ではあるが、昨年の3D興行で「モンスターハウス」が上映開始2週間で100万人突破という快挙を成し遂げた。
- 3Dシネマ興行に関する情報
CGV-IMAX(Dual-Proj、直線偏光)、ロッテシネマ(REAL-D、円偏光)、MEGA BOX(Dual-Proj、直線偏光)、が3大勢力。3Dシネマ上映館としてはロッテシネマが優勢。
- 3D上映の方式による差異
視聴者によるインターネットへの書込み記事調査結果から、「画質品位」「疲労感」等に若干の差が読み取れるが、作品の制作意図、シアター設計自体の要因から来る差異も大きな要因と言える。
- 3Dシネマが話題を呼んだ背景
既存のコンテンツ配給でバブル崩壊を経験し、その打開策としてまずは「デジタルシネマ」(1998年以降、シネコンの台頭)、DCI規格の制定、そして次に「3D」という流れが作られた。中でも顕著な例として、「ネットによる情報交換」が一般視聴者の認識を向上させたことが挙げられる。
- 今後の展開
韓国の政策として「デジタルシネマ強国(アジアネットワーク主導)」があり、インフラ構築、国際協力強化、人材育成等の観点で、今後も強力に推進されると予測される。コンテンツ不足、目の疲労、標準化等の課題を克服しながら、立体映像市場全体を拡大させていく動きが今後も期待できる。「研究中心の3D」から「生活中心の3D」へ、を今後のキーワードに。
以上
この事業は競輪の補助金を受けて開催しました。
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