Lotte Cinema
韓国ソウル市にあるAVENUEL Lotte Cinemaで、Choi Muk氏にLotte Cinemaのデジタルシネマへの取り組みを伺った。
現在、Lotte Cinemaの全体サイト数は37館で、スクリーン数は300。うち直営サイトが19で、直営サイトに2スクリーンずつデジタルシネマが導入されている。シネアドは現在100%フィルムで上映している。
デジタルシネマに対する取り組みとしては、Lotte CinemaはKTとデジタルシネマに関する覚書を締結しており、11月末にDLPシネマ機やサーバーのテストを行った。
デジタル化の初期投資はKTが行い、ロッテだけでなく、MMC、シーナスの3館が、KTが構築したデジタルシネマのシステムを利用する(MMC、シーナスともLotte Cinemaの1/3程度の規模)。初期投資はKTが行い、シネアドまでも含めたデジタル化を計画している。
現在、デジタルデータはハードディスクで配送しているが、KTのシステムは電送で行う予定である。
Mega-Box
韓国ソウル市にある新村Mega-Boxで、Song In-Kyu氏にMega-Boxのデジタルシネマへの取り組みを伺った。
現在Mega-Boxの全体サイト数は10館(直営館のみ)で、スクリーン数は92。ソウル市内にある新村(8スクリーン)、COEX(16スクリーン)、モクトン(9スクリーン)は全てがデジタルスクリーン。その他のサイトには2スクリーンずつデジタルシネマが導入されている。プロジェクターはBarco、サーバーはソウル市内はQuvis、ソウル市外はGDCなど他のサーバーを利用している。圧縮方式は、初期はMPEG2が多かったが、今はJPEG2000と両方利用している。
現在Mega-Boxでは、フィルムとデジタルが連動するシステムを利用している。韓国の他社にはない技術であり、海外からも見学者が訪れている。
デジタルシネマのシステムを開発したのはトンヨンアイテクという広告代理店(トンヨンアイテクはシネアドの配信をしている、シネアド配信の70%のシェアを占める広告代理店)で、ソウル内のMega-Boxは、トンヨンアイテクとギガビットネットワークで接続されており、トンヨンアイテクから本編およびシネアドを配信している。
CGV
韓国ソウル市にあるサンアムCGVで、Ok Kyoung-Won氏にCGVのデジタルシネマへの取り組みを伺った。
現在、CGVの全体サイト数は45館で、スクリーン数は340。うち18スクリーンにデジタルシネマが導入されている。サーバーは「Doremi」と「Quvis」を利用している。
2005年12月にデジタルシネアドを導入し、現在全スクリーンのシネアドがデジタル化されている。デジタルシネアドにはすべてパナソニックのDLPプロジェクターが利用されている。デジタルシネアドは、CGVの関連会社であるCJ Power Castからオンラインで転送され、CJ Power Castがシステムを管理している。
今後CGVでは、150〜200スクリーンのデジタル化を予定している。