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映画館の無い町で歴史的建造物をミニシアターに変貌させ、地域を活性化した栃木・蔵の街かど映画祭」が10月5日(金)〜8日(月祝)に開催されました。普段は静かな蔵の街に4日間で約3,300人が訪れ賑わいをみせました。
13の蔵では「海外名作をもう一度」「武士道・侍スピリッツ」、「名優をもう一度!」等の様々なテーマごとに有名作品約40タイトルが上映されました。映画祭チケットは、市内各所のプレイガイド、ローソンLoppiで発売したほか東武鉄道とも連動し東武線浅草駅〜東武動物公園駅までの各駅殻栃木駅までの往復乗車券と映画祭の割引1日鑑賞券をセットにした乗車券「栃木・蔵の街かど映画祭きっぷ」が発売されました。プレス発表をするなど各メディア、新聞(報道・広告)各誌、テレビ(NHK、ケーブルテレビ、とちぎテレビ)、Web(各種HP)、その他(車内吊り広告等)等々との連携によるPR戦略を積極的に図りまた上映期間中は、最新テクノロジーを駆使して空席情報や上映コンテンツ、ロケーションなどの情報が全て携帯端末で簡単にアクセスできるなどの工夫がありました。
オープニングでは上映作品「フラガール」の李相日監督が挨拶に訪れたほか映画祭期間中は、映画評論家の佐藤忠雄氏の講演会が実施され、カンヌ国際映画際グランプリの小栗康平監督を招待したスカパーの公開番組収録が行われる等、映画人や演出家による物語のあるまちづくりが演出されました。同時に地域で採れた野菜の直売や、おにぎりカフェ、古民家を会場としたお茶会や農業高校生がつくったアンパンの販売、着物を貸し出して街散策を演出するなどの文化を感じるイベントも開催されました。

オープニング風景 文化庁の登録有形文化財
となった記念館にて
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李監督ご挨拶 |
映画祭の実施にあたっては栃木市役所の職員が150人体制で臨んだほか市民がビラ配りをしたり知的障害者が木札を作成したり主婦が地域の食材でお弁当つくりをする等、街が映画祭をきっかけに活性化し元気なまちづくりが実行されました。
今回、栃木市では映画祭の実施にあたり内閣官房都市再生本部事務局から公募されている「全国都市再生モデル調査事業」に選定されており国費の支援を受けて実施されました。「全国都市再生モデル事業」とは地域が「自ら考え自ら行動する」自由な発想と創意工夫に基づく先導的な都市再生活動で、一過性の活動ではなく、当該モデル調査をきっかけとし、更なる広がりを期待させるものでテーマ等の限定は無く、既存の制度等に必ずしも当てはまらない省際分野や狭間分野の取組も対象。「やる気のある地域が独自の取り組みを推進し、知恵と工夫にあふれた魅力ある地域」に生まれ変わるための努力やチャレンジを応援するといった内容であり平成19年度は489件の提案から157件が選定されています。
今回「栃木・蔵の街かど映画祭」の取組みが紹介され、実行委員会のもとには自分たちの街でも同じようなことが出来ないかといった問合せもあるそうです。栃木市では早くも来年第2回の映画祭開催にむけて動き出していますが、全国の街の地域活性のモデル事業となっていくことでしょう。
「みんなのムービー」へ「蔵」で上映会が出来ないだろうか?という相談をいただき昨年10月の企画段階から「蔵]映画祭実行委員会の打合せに参加させていただき今年2月に実際に「蔵」を会場にしたデモ上映会を実施しました。この上映会からさらに計画が具体的し、第1回の映画祭が実現することとなりました。今回映画祭初、会場となった13の「蔵」でデジタル上映を実施しました。全ての会場でデジタル上映が実施された映画祭は「栃木・蔵の街かと映画祭」が初めてとなり「みんなのムービー」では全ての「蔵」に設置されるデジタル上映機材一式と一部の上映コンテンツを提供させていただきました。また「蔵の街かど映画祭」が開催されたこの時期(10月〜11月にかけて)各地で多くの映画祭が実施されていましたが、年々デジタル上映の需要が増えており「みんなのムービー」協議会へも機材についての問合せを多くいただきました。今年もぴあフィルムフェスティバル、東京国際映画祭等々、DLPプロジェクターを主としたデジタル上映機材の貸出しを行なっています。「みんなのムービー」では上映者とコンテンツホルダーの上映会マッチングの他に、映画祭支援も行なっておりますのでお気軽にご相談下さい。
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