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DCAJ news No.137
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コンテンツ関連技術の現状
2月度セミナー 「コンテンツ関連技術の現状」

 

財団法人デジタルコンテンツ協会では、2月18日(火)にDCAJ2月度セミナー「コンテンツ関連技術の現状」を千代田区麹町の「全米販食糧会館」にて開催した。
セミナー講師には、(株)フロム・ソフトウェア 技術部長 恵良和隆氏、(有)清水メディア戦略研究所 代表取締役 清水計宏氏の両氏が講演を行った。

1.ゲーム製作の流れと技術変化

(株)フロム・ソフトウェア 恵良氏は「ゲーム製作の流れと技術変化」と題し、ゲーム業界についての歴史や市場規模、製品開発、次世代機による技術変化などを説明した。
次世代機による技術変化については、HD対応、シェーダによる質感表現、CPUの高速化、メモリの増量、ネットワーク対応などの要素があり、今後のゲーム開発の課題として、市場の状況・開発体制における課題・技術的な課題について説明した。
市場の状況としては、比較的開発コストがかからない携帯ゲーム機の市場が最大であり、次世代機開発における莫大な開発コストの回収が課題となっていることや、国内市場の低迷により海外の市場も視野に入れた製品開発が必要となっていると説明した。また開発体制における課題として、次世代機タイトルで爆発的に増えるアセットに対応するため開発環境の整備が必須であること。技術的な課題としては、次世代機タイトル開発には、かなりの開発力が必要なため、強みとなる技術に開発力を集中すべきであること。などを例として語られた。最後に恵良氏は「ゲーム開発を取り巻くあらゆるものが複雑化してきた。また、変化に対応できる人材が強く望まれる」と締めくくった。

2.CESからみたコンテンツ技術の最新動向

一方、(有)清水メディア戦略研究所 清水氏は「CESからみたコンテンツ技術の最新動向」と題し、今年1月に米ラスベガスで行われた、世界最大規模の家庭向け電子機器・製品の国際見本市である2008 International CES(Consumer Electronics Show)に訪問した際の報告を行い、「各家電メーカーが大画面薄型TVのディスプレイ部分の薄さを競ったほか、AV家電、携帯電話、PCがシームレスにつながり、コンテンツとハードウェア、ソフトウェア、サービスの組み合わせとともにデジタル機器のモバイル化と他のデバイスとの連携が更に進んだ。」と説明した。更に「携帯電話などのモバイル端末では、SNS、動画共有サイトとの連携が基本サービスにもなった。」と話し、モノだけでなくサービスとの連動性を訴えた。
会場からの「多くのコンテンツが無料配信となっていくがコンテンツの価値とは?」との質問に対し、清水氏はバレンタイン・チョコレート市場をつくったコンテンツの力を例として取り上げ、「”Connected Experiences”とは個別に存在しているものを連携させて新しい価値・体験を生み出し、付加価値を付ける事で、商品価値が最大級に高まる。」と回答した。

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