DCAJ news No.151

未来のデジタル技術が一同に「デジタルコンテンツEXPO 2010」開催(10/14~)

日本科学未来館2010年10月14日(木)から17日(日)まで4日間にわたり、経済産業省、財団法人デジタルコンテンツ協会の主催、日本科学未来館の共催にて、「デジタルコンテンツEXPO2010」を開催いたしました。この「デジタルコンテンツEXPO」は、Japan国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)の公式イベントとして、コンテンツ関連技術の最近の動向や将来像を広く一般の方に知っていただくとともに、日本のコンテンツ産業全体の活性化、およびコンテンツ技術の国際化の促進を目指したものであります。
開催にあたっては、当協会会員各社(団体)、大学等の学術組織、他関連する広範囲の方々、組織のご支援をいただきながら、盛況のもと成功裡に終了することができました。

以下にその概要を報告いたします。

1.実施概要および実績

名称
デジタルコンテンツEXPO 2010(DC EXPO 2010)
会期
2010年10月14日(木)~17日(日)
会場
江東区青海「日本科学未来館」、「東京国際交流館」
主催
経済産業省、財団法人デジタルコンテンツ協会
共催
日本科学未来館
後援
総務省、外務省、文化庁、観光庁、東京都、江東区、東京商工会議所、
財団法人CG-ARTS協会(画像情報教育振興協会)、財団法人家電製品協会、
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)、社団法人日本イベント産業振興協会、
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、
一般社団法人日本動画協会、日本バーチャルリアリティ学会、
超臨場感コミュニケーション産官学フォーラム、3Dコンソーシアム、
立体映像産業推進協議会、
上海マルチメディア産業協会、日中CG文化交流協会、在日フランス大使館、
香港貿易発展局、韓国コンテンツ振興院、3D Display Research Center、
台湾デジタルコンテンツ産業推進室
協力
NECディスプレイソリューションズ株式会社、山陽染工株式会社、株式会社セルシス、
株式会社CEREVO、ソニー株式会社、ソフトバンク株式会社、
株式会社ソリッドレイ研究所、凸版印刷株式会社、株式会社ドワンゴ、
日本ヒューレッド・パッカード株式会社、ヤマハ株式会社、USTREAM Asia株式会社、
株式会社ロジクール、株式会社ワコム
協賛
NPO法人アジアITビジネス研究会、株式会社イマージュホールディングス、
株式会社NTTデータ、株式会社シード・プランニング、株式会社セルシス、
全日本空輸株式会、ソニー株式会社、大日本印刷株式会社、
学校法人関西女子学園宝塚大学、株式会社デジタルSKIPステーション、
株式会社デジタルスケープ、電創堂株式会社、東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ、株式会社東芝、凸版印刷株式会社、株式会社虎の穴、パナソニック株式会社、
株式会社ポリー、株式会社ワコム

イベントの構成要素:

【主催者プログラム】

【国際パートナープログラム】

【参加プログラム】

講演、出展、上映等:
講演/シンポジウム/セミナー等:39セッション
ステージイベント:16企画

出展:
展示=105点(ConTEX:22、ASIAGRAPH:9、国際3D Fair:26、国際パートナープログラム:27、参加プログラム:21)
CGアートギャラリー=138作品
上映:
4K映像関連=6セッション(8回上映)
3D映像関連=9セッション(9回上映)

来場者数:26,187名(延べ)

メディア取材、および露出件数:
取材件数:4日間延べで177件、229名
露出件数:(10月27日現在)

2.各構成要素別の開催概要

●特別企画

シンポジウム「コンテンツ産業・政策の現状と展望について」コンテンツ技術の国際展開の促進に大きく関わりあうシンポジウムに、フランス、韓国より代表にご登壇いただき、コンテンツ産業の現状と今後の国際協力の可能性に関し、情報を交換しました。またJAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)の公式イベント「Japan Fashon Week in TOKYO」との連携プログラム(トークセッション)を企画し、ファッション業界におけるデジタル技術を活用した試み等の最新情報を発信しました。

●次世代コンテンツ技術展(ConTEX)2010

展示「ConTEX」コンテンツを活用した新産業や新しい価値を創造していくために必要と考えられる要素技術を示した「技術戦略マップ コンテンツ分野」に関連する最先端研究、先進的な製品、それらによって広がる未来のコンテンツ技術を実演展示やセミナーを通して紹介しました。
今年度のテーマ「ガラパゴスを超えて」のもと、ガラパゴス的な進化を遂げた技術や製品をどのように世界に拡げていくかを論じたシンポジウムを開催、また、サイバネティックヒューマンロボット「HRP-4C」にダンスと歌のコンテンツを融合させたプロジェクトの完成を披露し、その成果に大きな反響を得ることができました。

●ASIAGRAPH2010 in Tokyo

展示「ASIAGRAPH2010 in Tokyo」アジア独自の多様な文化を背景とし、科学と芸術の融合から生み出されるアジアの優れたデジタルコンテンツを展開するプログラムとして、世界の第一線で活躍するアジアの研究者とクリエイターが集い、先端技術の発表やCGアート作品の展示を行いました。
今年度のアジアグラフ・アワードでは、IAMASの坂根厳夫名誉学長に匠(たくみ)賞が、スタジオジブリの鈴木敏夫氏に創(つむぎ)賞が贈られ、記念講演を実施しました。またCGの最先端技術を誇るPIXARからも専門性の高い講演者を招く等、各講演や展示の質の高い内容に対し好評を得ることができました。

●国際3D Fair 2010 in Tokyo

シンポジウム「3Dコンテンツ元年」3D(立体視)コンテンツによる新たな産業・文化の創出と豊かなライフスタイルの実現を目指して、多様な切り口からその可能性を展望する国際イベントとして、だれもが3Dの現在と未来を、みえる、わかる、かかわれることを目指しました。
今年度のテーマ「3Dコンテンツ元年」を受けて、多種多様の関連技術展示に加え、国際的専門家を招いて講演、3D映画、3Dゲームの接点を語り合ったセッション等、興味深い内容のシンポジウムに好評を得ました。また、3D業界の発展に寄与した企業・団体の代表3者(ソニー株式会社、スカパーJSAT株式会社、モーニング娘。)に「International 3D Fair Award」が贈られました。

●<国際パートナープログラム>Futur en Seine

展示「Futur en Seine」デジタル産業の関連企業等からなるフランス最大のビジネスクラスター「キャップデジタル」が、イルドフランス地方やパリ協議会とのパートナーシップの下、 2009年にパリで開催した「Futur en Seine」が、今年はDC EXPOに参加しました。バラエティに富んだ展示やプレゼンテーションで、フランス・欧州におけるデジタルの世界がどのように進化しているのか、最新状況を楽しく学びつつ、今後の方向性についても知る機会が提供されました。

●<国際パートナープログラム>CONTENT TECHNOLOGY OF KOREA

展示「CONTENT TECHNOLOGY OF KOREA」進境著しい韓国のコンテンツ技術の中から、今回は顔認識技術、ロトスコーピング(rotoscoping)、拡張現実およびバーチャルリアリティ技術などを展示し、韓国が競争力を持つコンテンツ技術の様々な可能性を示しました。

●<参加プログラム>3DCG CAMP

本プログラムでは、創ることの楽しさのアピール、技術情報の交換、3DCG制作者同士の交流などを目的として、3DCGの総合コンテスト「3DCG AWARDS 2010」の受賞作品発表会を中心に、3DCGに関連する製品・技術等の展示、セミナーを行いました。

●<参加プログラム>Y2 AUTUMN 2010

ヤマハR&Dの音・音楽技術を多くのコラボレーションを通じて展開している「Y2 PROJECT」の最新の取り組みを、わかりやすく、楽しくご紹介する参加プログラムとして、Y2AUTUMN 2010を開催いたしました。

●その他のプログラム

・国際パートナープログラム:
SIGGRAPH ASIA
・参加プログラム:
ワークショップ「Animation Master Class」
上映「プランゼット」
ステージイベント「サイバーライブ」
上映&講演「劇場版映画 2Kシネマから4Kシネマへの展開」
セミナー「3Dエルゴノミクス セミナー」
セミナー「『メディア「を」学ぶ、メディア「に」学ぶ』
     ~メディアリテラシーと人材育成セミナー~」

3.今後の取り組み

「デジタルコンテンツEXPOが、毎年秋に開催される」というイメージを定着させるべく、次回「デジタルコンテンツEXPO2011」の開催を目指し活動して参ります。その開催に向けては、事業コンセプト「次世代デジタルコンテンツ産業を拓く技術・創造力・産業の出会う場」のさらなる推進を図ることはもとより、国際性を増殖させ、自らが進化するとともにその発信力を増大させることを目指します。
特に他分野との交流促進という点で、従来のCG関連分野、ゲーム関連分野、未来技術の関連分野に加え、ファッション等も含む広くとらえたコンテンツ関連の諸団体、学術研究機関と幅広く連携を図りながら、新たな日本のコンテンツ産業の振興、ならびにそのネットワークを構築することを目指し、活動を継続して参ります。

以上
(担当:土屋)

バックナンバー

前のページへ戻る

ページトップへ戻る

お問い合わせ DCAJ newsトップへ デジタルコンテンツ協会トップへ