平成17年度ハイパーソニックデジタル音響システムに関する調査研究

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事業概要

本事業は、社団法人日本機械工業連合会より、機械工業に係る技術開発動向等の補助事業のテーマの一つとして、財団法人デジタルコンテンツ協会が平成17年度「ハイパーソニックデジタル音響システムに関する調査研究」を受託し実施したものである。

なお、本ホームページの掲載は、平成21年3月31日までとする。


調査研究の目的

近年、可聴域上限を超える高周波成分を豊富に含む非定常な音が、人間の脳幹、視床、視床下部を含む基幹脳ネットワークを活性化し、それを反映するさまざまな生理、心理、行動反応をひきおこす現象(ハイパーソニック・エフェクト)が発見され、注目されている。この現象を応用することによって、音響・映像の臨場感を高めるのみならず、強い快感や感動を与えるデジタルコンテンツや、その制作・再生システムが実現することが期待される。一方、都心の生活では環境音に含まれる高周波成分が著しく欠乏していることも知られはじめた。そこでこの事業では、可聴域を超える高周波成分が人間の生理や感性に及ぼす影響に関する既往の研究業績の調査と、高周波成分が人間に及ぼす効用についての事例と可能性に関する調査研究を行い、可聴域を超える高周波成分を活用した「人にやさしい」システムやデジタルコンテンツがいかにあるべきかについての基礎的知見を得ることを目的とし、次の調査・検討を実施し報告書に纏めている。

(1) 可聴音域を超える高周波音による人間の感性・生理に対する影響に関し、既往の研究業績・知見、及び人間に対する効用についての適用事例に関する調査
(2) ハイパーソニック・エフェクトの発現を脳波を指標として確認する生理学的評価実験
(3) 可聴域を超える高周波成分を録音・再生しうる情報機器の現状調査について、実測、文献調査、講演聴講等により現状調査。
(4) 調査結果について、スタジオ用機材、民生用機材、空間演出用機材の領域ごとに、その課題を検討。また、ハイパーソニック・エフェクトの応用の方向性について検討。

この調査研究により、ハイパーソニック・エフェクト応用上の音響システムおよびコンテンツの課題を検討し、この効果の導入によりコンテンツの魅力向上や新需要喚起等の画期的展望が開けると同時に、知覚周波数範囲に限定されたコンテンツが基幹脳活性低下を導く危険性への対応が業界の緊急課題であることを示した。


報告書の要旨

平成17年度ハイパーソニックデジタル音響システムに関する調査研究報告書(要約) (PDFファイル/294KB)

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問い合わせ

(財)デジタルコンテンツ協会 事業開発本部

TEL:03-3512-3903
FAX:03-3512-3908


この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです