本事業(高信頼(長寿命・高セキュリティ)光ディスク媒体の活用システムの開発に関するフィージビリティスタディ)は、財団法人機械システム振興協会より、平成18年度のシステム開発に関する事業の一つとして、財団法人デジタルコンテンツ協会が受託し実施したものである。
なお、本ホームページの掲載は、財団法人機械システム振興協会との契約にもとづき、平成22年3月31日までとする。
(1)高信頼・高セキュリティ光ディスク媒体の開発
デジタルコンテンツによる文化をはじめ、行政、学術研究、医療、教育等において幅広くデジタルデータによるアーカイブが急速に増えつつある。これらのデジタルデータ情報の記録及び長期保存において光ディスクは適しているとされているが、寿命の実態は殆ど把握されていない。
コンテンツ流通・管理技術としてはソフトウェアによるDRM(デジタル・ライツ・マネージメント)技術や記録メディアを持たないシンクライアント(thin client)システムなどが開発されているが、いまだ実用的なシステムは開発されておらず、安価でセキュアなシステムの開発が望まれている。
そこで、暗号チップ内蔵大容量光ディスクを利用したコンテンツ流通・管理システムを開発することにより、安全かつ安価なコンテンツ流通・管理を実現し、デジタルコンテンツビジネスが円滑に発展することを目的とする。
(2)高信頼・長寿命光ディスク媒体の開発
コンテンツのデジタル化技術の発展・普及は利用者に対し大いなる利便性をもたらしたが、違法コピーや不正利用などによる被害も急増している。
そして、その寿命は一般に30年前後といわれていたが、平成15年度から平成17年度まで行った、調査研究、スタディのデータから購入時にすでに寿命に達している製品と、100年以上の寿命のあるものが市場にあり、購入者は、購入時に製品の寿命がわからないのが実態である。これは、公的に認められた保存寿命の推定方式が確立していないことも原因の1つである。
長寿命光ディスク媒体の開発に関しては、平成15年度の調査研究、及び平成16年度、平成17年度スタディの成果を活かし、更に評価データの拡充を実施して寿命推定法をより確実なものにするための基礎実験や評価データの統計的処理を行い、その結果を標準試験規格として提案し、光ディスク媒体の長期保存化を目指すことを目的とするものである。
本研究の成果が幅広い分野において利用され、光ディスク媒体の一層の高信頼化と普及を推進する際の一助となれば幸いである。
高信頼(長寿命・高セキュリティ)光ディスク媒体の活用システムの開発に関するフィージビリティスタディ報告書(要旨) (PDFファイル/2.1MB)
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(財)デジタルコンテンツ協会 事業開発本部
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