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はじめに
私たちの使命の一つとして、人類の共通かつ貴重な財産である文化財そのものを保存・修復・展示し、また文化財情報として蓄積・整備・公開することにより次の世代に継承していくことがあります。 特に文化財情報に関しては近年、最新技術としてのデジタル技術を用いてこの情報をデジタル化し、蓄積、整備しデータベースとするデジタルアーカイブの動きが積極的に進められています。これには文化財情報の記録保存の面で、記録した写真フィルムなどの品質劣化、破損、紛失などの防止という直接的なメリットがあります。また情報の利活用の面ではデータを利用して各種の作品をつくり研究、知育、教育、趣味、鑑賞などなど私たちの生活やビジネスでのさまざまな場面で広く活用できるというメリットがあります。 このパンフレットは、(1)デジタルアーカイブ化を進めていくためのプロセス、(2)デジタルアーカイブを利用する企業や個人の位置づけや関係について整理し、全体が見渡せる道標・ロードマップとして作成しました。内容は(1)推進のためのポイントをまとめたマネジメント編、(2)基本的な技術を紹介する技術編、(3)関連する権利問題概要を紹介する権利編の3編で構成されています。 なお、このパンフレットは平成11年、デジタルアーカイブ推進協議会調査研究部会より刊行された「デジタルアーカイブ事業推進のためのロードマップ案」をコンパクトにまとめたものです。 |
平成12年2月
デジタルアーカイブ推進協議会
調査研究部会 |
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