このコーナーではデジタルアーカイブを進める主体者すなわち文化財を保存、管理する立場の一つの例として美術館、博物館を想定しています。
計画、予算などの決定は館の長、それに準ずる人。実際の作業を進める担当者は学芸員等になります。また計画段階以降、実作業時にはコンピュータ関連など外部の専門家との共同作業も必要となります。 |
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◯ 計画層 |
| ポイントは、どのような目的、使い方をするデジタルアーカイブをつくるか検討し、まとめることです。たとえば、単に所蔵品の記録・保存用としてつくる場合と、作品をつくりハイビジョンなどの高精細画面で来館者に鑑賞してもらう場合とでは記録層以後の作業の規模、必要なハードウェアのシステム、運営管理体制、予算などが大きく異なります。また将来の収蔵作品量の拡大、ハードウェアの技術的進歩などを考慮し設計することも重要です。 |
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◯ 記録層 |
ポイントは従来使用していた作品管理台帳の項目の再整理と新規項目の追加を充分に検討することです。また作品解説など作品情報としての文章については次のデータベースをつくる時のため、記述文字数として、短・中・長文の3段階くらいのレベルに整理しておくと便利です。
またデジタルカメラやスキャニング等の技術的知識を持った人材の確保やスタジオ、利用目的に合わせた各種機材などの利用も必要となります。 |
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◯ データベース層 |
| 完成した美術館資産としてのデジタルアーカイブを運営・管理する体制と要員がポイントです。図のように企業や個人がデータを利用して作品や商品を開発することが可能となります。その場合、データの貸出方法、使用目的や使用条件のチェック、使用料金設定、課金・入金方法、権利関係者への支払、クレジット表記、不正複写のチェック、契約締結、違反時のペナルティ、コンピュータなどのハードウェアのメンテナンス等々を管理・運営する体制が必要となります。 |
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◯ プレゼンテーション層 |
| ポイントは、一般利用者にわかりやすい内容と操作性の良い作品を制作することです。最近の映像文化で育った利用者に満足いく作品を提供するには、内容もさることながら音や動きを組み入れたゲーム性やエンターテインメント性を持たせるとより効果的です。 |
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◯ 利用層 |
| 利用層は先のデータベース層と同様、管理・運営体制が必要となります。 |
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◯ デジタルアーカイブ・ロードマップ |
 拡大図(JPEG : 53k)
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