デジタルde〈みんなのムービー〉プロジェクト
協議会会員へのアンケート調査
結果報告
 
 
 「デジタルコンテンツ地域上映事業の調査研究」に係る国内コンテンツ調査の一環として、平成15年度末に行ったアンケート調査について下記のとおり報告いたします。
本調査は「デジタルde〈みんなのムービー〉プロジェクト」のコンテンツホルダー会員、上映者会員に対して、会員登録後の本プロジェクトへ対する意見、感想などを集め、参考とすることで、今後の活動内容の改善を目的に行ったものです。
 

 
上映者会員のアンケート結果
 
1)<みんなのムービー>に入会したきっかけ
「知人からの紹介」という回答が約半数。上映者のネットワークでこのプロジェクトが広がったことが理解できる。
 
(2)貸与された機材に関して
実際に<みんなのムービー>で上映をしたことがある団体はアンケート回答数の約半数。その中で提供された機材に関して7割が満足と回答した。
■ 機材の貸与に関する要望
   機材の説明をしてほしい
   機材到着日の確認をしてほしい
   機材のバックアップは輸送料の負担が大きいので不要
 
(3)登録作品について
■ 今後、どんな作品を上映したいか
   邦画やドキュメンタリーを増やして欲しい
   新作を早く見たい
   子供向け作品を増やして欲しい
 
(4)作品の使用料金について
 
現在のコンテンツ使用料金は多くの会員が妥当と回答。上映の契約についても「チケット収入の分配による契約が望ましい」と「収入分配でなく、定額の契約が望ましい」が半数ずつの回答となった。
 
(5)<みんなのムービー>ホームページへの要望
 
 
■ その他
   作品一覧がPDF等でダウンロードできると良い
   コンテンツの詳細情報が欲しい
   地方で行われている上映実例などがあれば参考にしたい
   コンテンツホルダーの紹介や上映者の活動紹介などがあればよい
 
(6)ニュースレターに載せて欲しい情報
■ その他
   会員以外にも流して欲しい
 
(7)<みんなのムービー>から教えてほしいこと
<みんなのムービー>の運営体制については
  コンテンツホルダーと直接交渉・契約するのではなく、DCAjと交渉・契約の方が楽だ
  機材運営会社の立場がわかりにくい
   東京でなく、地元に機材運営の会社や、DCAjのような組織があれば、さらに利用したい
という要望も多かった。
 
(8)上映会の開催目的
(9)上映会をするのに障害となる要因
上映料や会場費など、主に費用の面が思うように上映会を開けない要因となっているようだ。
 
(10)今後デジタルでの上映について
※ ほとんどの会員がデジタルでの上映を検討している。
その理由として
    フィルムより簡便性が高そう
    費用が安上がりだから
という点が上げられている。
 
(11)デジタル上映機材の導入について
 
上記の質問で「デジタル上映を検討している」団体は多かったが、実際にデジタル機材を導入するまでには至っていない。デジタル機材の統一規格というものがまだ定まっておらず、その点が導入を遅らせている要因となっているようだ。
 

 
コンテンツホルダー会員の回答結果
 
(1)<みんなのムービー>に入会されたきっかけ
 
上映者会員同様、ここでも「知人からの紹介」で入会したケースが多く、「クチコミ」の力で会員数を増やしたようだ。
 
(2)<みんなのムービー>で作品の上映について
  アンケートに回答した約半数の団体が「ある」と回答。
その契約のパターンは・・・
コンテンツホルダー自ら上映会を開催するケースもあるが上映者からの連絡で成立したケースもあり今後はこのような事例が増えると考えられる。
未完成作品のブッキングシステムがあれば、ラッシュを公開してでも、多くのブッキングを行いたいという要望も多かった。
 
■ その他
もう少し現場(映画上映/製作)の人間がいた方がよりきめ細かな対応が可能なのでは?
 
(3)デジタルでの上映について、その障害となる要因
 
 
(4)作品のセールスをするのに障害となるもの
 
やはり地元の映画関係者への気兼ねがあるようだ。またデジタル機材を上映者が扱えるか、といった不安もあるようだ。
 
(5)今後のデジタルでの映画製作について
 
 
〜<みんなのムービー>に関する評価〜
 
 コンテンツホルダー・上映者会員とも、この<みんなのムービー>に対しては「映像作品の上映の可能性を広げる良いシステム」という評価をしている。このシステムの永続的展開も期待されているようだ。「あと2年くらい地道に続けられれば、劇場、テレビ、ビデオ、DVDに次ぐ大きな『作品の出口』になり得るはず」といった意見もあり、今後も上映会の実績を重ね、ニーズを丹念に拾い上げ、問題点を解決していくことで、会員の期待に応えられるようになるだろう。


   
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