「セラミックスが生み出す九州の伝統工芸と未来技術」
制作:(財)九州ヒューマンメディア創造センター
今、佐賀県有田市は、秋の彩りを待っています。
今回の撮影素材のひとつである有田市の陶芸は、伝統工芸の素材として、撮影の起点となっています。
『セラミックスが生み出す伝統芸術と未来』というタイトル(予定)から出発して、「陶芸」が「セラミックス」という工業製品を経由して、現在の未来産業へと続いてゆくことに着目しています。
起点からの歴史を辿り、裏打ちされた事実をひとつひとつ拾い集めて、現在との接点を見つけだす地道な取材活動を積み重ねています。
我々が想い描いていた「想像」の世界を、取材を行い収集した素材を繋ぎ合わせ、「創造」の世界へと繋ぎ合わせてゆく第一歩踏み出しています。
残すべき素材は、それらを育んできた人々の声に依って代弁され、残されるべき映像として撮影を待っている状況です。
機材を持ち込んでの撮影はこれからですが、アーカイブは写真と異なり、「ストーリーを持った絵と音による映像として残してゆくもの。」と言う考えを基本に、作品完成を目指して行くことになります。
当初、ドレスデンへの海外ロケを計画しておりましたが、先般の欧州洪水での影響も出ており、今後、どうするかも含め撮影計画と照らし合わせながら、進行を考えてかなければならない厳しい状況にあります。しかしながら、制作スタッフ一同、知恵を絞りつつ能力を結集して、なんとかこの苦境を乗り越え、目標へ向けて取り組んでいる今日この頃です。
(研究室での取材風景)
(伝統工芸を受け継ぐ絵付け技術)