 ミズノが考えるスポーツの未来図。それは人間の持つ可能性を最大限に引き出す、身体とテクノロジーの融合。それが人と人が競い合うスポーツ本来のダイナミズムをさらに魅力的なものにする。その考えをもとに、ミズノは「未来野球品」のコンセプトモデル(模型)作成に取り掛かり、発表会の準備に入った。モデルは完成したものの、身体の躍動感なしにはダイナミズムは表現し得ない。そこで電通は、「2020年の野球」をテーマにしたコンセプトビデオの作成と、記者発表会をはじめとする一連のキャンペーンの依頼を受けた。最先端の「タイムスライス」手法を使用するために、オーストラリアで撮影し、連日の徹夜作業の末、発表会当日を迎えた。8月21日、会場は「ベルファーレ」。未来の野球品を発表するにふさわしいということで選ばれた。記者発表ではビデオを流した後、水野社長が未来野球品の説明。その後の質疑応答で記者からの「野球は本当にこうなると考えているのか?」という質問に対し、「当社の商品開発の方向性を示したものだ。夢を語るには自由な発想がブレークスルーを生む」と答え、さわやかな印象を与えてくれた。このプロジェクトの陰に、水野社長の「熱い想い」があったことも忘れられない。 |